Sherlock S3E1-4
ベイカー街221B
シャーロックは目をつぶって何かに耐えている。とりとめのない話をしているのはシャーロックの両親。(ベネデイクトの本当のご両親!)
誤解されていた悪夢の日々が終わってよかったわ。電話するって約束して
ママはシャーロックが可愛くてならない様子。
シャーロックは、マザコンではない描写で、、
あ、すると、S1E1の最後のシーンでの会話は、マイクロフトの方はマザコン!
ジョンはシャーロックの両親が意外に普通であることに驚く。
ジョン:ご両親は知ってたのか
シャーロック:ああ、本当にごめん
ジョン:だから葬式にいなかったのか!
シャーロック:髭はそったんだね
ジョン:ああ、似合わなかったから
シャ-ロック:僕の医者は、髭がなくて綺麗なほうが好きだ
I prefer my doctors clean-shaver.
ジョン:普段は聞けない言葉だね
That's not a sentence you hear every day!
二人の関係は完全復活だ。
壁にはってあるモラン卿の写真を見て、シャーロックは、1996年から北朝鮮のネズミだと言う。
シャーロックは、殺された諜報員の情報が地下組織(an underground network)ではなく地下の鉄道網(an Underground network)だと気づく。漠然とした情報ではなく明確な情報だった。
シャーロックに、モラン卿が動きだした写真が送られてくる。
今日は何の日だ、とジョン。今日は11月5日、火薬陰謀事件の日。つまり、ガイフォークスディ、と気づく二人。
ジョン:"Remember、remember"
シャーロック:”Gunpowder treason and plot”
ハワードから、スマトラ通りの地下に開業せず廃駅になった駅があると教えられる。それは国会議事堂の真下だった。
二人はまた前と同じように、221Bを一緒に飛び出していく。
地下鉄車両
二人は地下鉄構内に入り爆弾車両に乗り込む。すると国会には出席せずホテルにいるモランが、爆弾のタイマーのスイッチを入れ、3分間のカウントダウンが始まる。
シャーロックはジョンに「逃げろ」というが、ジョンは「とめなきゃほかの人が死ぬ」と逃げない。
僕には爆破をとめられない、君にはメアリとの未来があったのに、と涙を流して謝るシャーロック。
ジョンに、君は僕の知る中で最高に賢くていい人間だ。もちろん許すとも、と言わせる。
アンダーソンの部屋
ここで突然画面が切り替わり、シャーロックはカメラに向かって話している。fallのからくりの説明だ。
マイクロフトがモリアーティに僕の情報を流し、モリアーティの組織網に関するヒントを得た。彼に自分が優位だと信じこませせた。彼が僕の評判を落とすのをだまってみていた。
屋上の対決後、13の可能性があった。モリアーティの目的は僕を葬ること。彼の死の願望は最初の出会いから明白だった。。
「ラザロ」計画が発動、僕はエアバッグの上に飛び落りた。ジョンがいる場所が重要だった。ジョンの視界を救急車の発着所でさえぎり、エアバックを撤収。僕によく似た遺体はモリーが用意した。自転車に乗った人間がジョンを足止めしてその間に、僕は遺体と入れ替わる。後は飾り付けをして最後にスカッシュボールを脇にはさみ、一時的に脈をとめた。
ラザロ:『ヨハネによる福音書』11章によれば、イエスによって死から4日後に甦らされた。(wikipediaより)
シャーロックが、アンダーソンの部屋に来たのは、白骨事件のことに釘をさすため。あの事件は、アンダーソンがシャーロックの注意をひくための偽装事件だった。
Fallの謎を残しつつ。。
アンダーソン、情緒不安定。
地下鉄車両
シャーロック、泣いていたはずなのに笑いだす。爆破装置には必ずタイマーをとめるスイッチがあると。すっかりだまされたことを知るジョン。怒りながら、そういえばそういうヤツだったと半分思うジョン。
警察が構内に入ってくる。 ホテル内では、モラン逮捕。
ベイカー街221B
道路にはレポーターやカメラマンが集まっている。
部屋の中にはシャーロック、ジョン、メアリー、ハドソンさん、レストレード。
シャーロック帰還を祝うパーティが開かれている。
メアリーはハドソンさんに、結婚式は5月の予定と。シャーロックには、あなたも来てね。
モリーが入ってくる。ボーイフレンドのトムを紹介。シャーロックとそっくりのコート、同じ巻き方のマフラー。靴までシャーロックそっくり。くるくるヘアも。
玄関へ向かう廊下
階段を降りていくシャーロックとジョン。シャーロックは、思わず自分のマフラーを見る。
ジョン:白状しろ。楽しんでるだろ。再びヒーローになることを
ジョン:君はこれが大スキなんだ。シャーロックホームズであることが
ジョン:僕に教えてくれるんだろ。どうやって生き延びたか
シャーロック:僕が不死身だと知っているだろう
ジョン:君の死後、墓にいった。君に語りかけた
シャーロック:知ってる。そこにいた
ジョン:奇跡を願った。死ぬなと
シャーロック:聞いていた
この時、シャーロックの瞳に涙が浮かんでいる。それをジョンに気づかれないよう、すぐに後を向いてしまうけれど。
ジョンの悲しみ、そして同時に、ジョンが自分を許してくれたこと、ジョンが理解してくれたこと。それらを受けとめるシャーロック。
S1E1で、初めて、ジョンという理解者を得たあの時から、なんと遠いところに来たことだろう。シャーロックもジョンもあの時とは違う。そして二人の関係も。
ここは、悲しみと苦悩を経て互いにより深く理解しあった二人の新しい出発のシーン、再出発のシーンだ。そして、シャーロックとジョンの物語の第二部が始まる。
ともかくシャーロックホームズに戻るときだ
シャーロックは、自分の役を演じにカメラの前にでていく。前とは少し違うシャーロックがそこにいる。
図書館のような不思議な部屋で、ジョンを助けだすシャーロックの映像を見る男。彼こそ、BBCの臨時ニュースの下で流れたテロップにあった名前。マグネッセンだ。